介護保険を用いる事で、様々なサービスが受けられます。
受けるサービス内容については、ケアマネージャーと相談して決めていきます。
訪問介護や、通所介護などの日常生活を送る上での介助。車イスや、歩行器、杖などの福祉用具。
どのような物やサービスが必要なのか、担当者会議で話し合って決めていきます。
受けるサービスによって、対応できる事業者と対応できない事業者があったり、個人的な感覚で、相性の合うか合わないかなども出てくると思います。
その様な時には、サービス事業者を変更する事も出来ます。
訪問介護などで、契約当初は、週3回受ける事が出来たサービスも、人手不足などの事業者の都合により、週2回しかサービス提供できなくなった時などに、仕方ないから同じ事業者のままで我慢しようと思わずに、週3回受けられる事業者は無いか、ケアマネージャーに相談してみて下さい。
最初に契約を交わした事業者と、ずっと継続しないといけない訳ではありません。
契約である以上、どの事業者と契約するかは、利用者に選択の自由が有ります。
中には、事業者やサービスの選択権が利用者に無いかの様に、手続きを進めて契約する話も聞きます。
事業者側の都合を押し付けたり、ケアマネージャーの言う事は絶対であるなどと言う事はありません。
あくまでも、サービスの中心は利用者になりますので、その意思を無視したり、事実を捻じ曲げて、仕方ない事の様に利用者に伝えて、勝手な手続きを進める事は、介護保険の制度上あってはならないのです。
知らない内に、サービス事業者が変わっていたり、内容が変わっていた場合は、ケアマネージャーに確認してみて下さい。
悪質なケアマネージャーの場合は、利用者の承諾なく、事後報告で変更されている事を伝えたり、もっと悪質な場合は、変更を伝える事もしない場合もあります。
そういった行為を受けた場合は、ケアマネージャー自体も変更できますので、我慢せずに相談に行って下さい。
相談に行く場所は、役所や地域包括支援センターなど、ケアマネージャーを紹介してくれた場所に、相談してみて下さい。
たいていは、親身になって話を聞いてくれるだけでなく、ちゃんと利用者の要望に沿って動いてくれる方がほとんどです。
事実として、当社で関わっているケアマネージャーさんは、利用者の方達の言葉に耳を傾け、プランを考えている方たちばかりです。
なので、ケアマネージャーさんの事で困った時には、行政に相談してみて下さい。
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